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フラワーパーク ヨシモト(和歌山県和歌山市 花屋)ブログ

紫陽花の剪定&植え替え

2014年07月07日 4:38 PM

今日は、前々から私が家に持ち帰っていたアジサイ、万華鏡の花をもう、そろそろ切っちゃおうかと思います。
万華鏡は去年ぐらいに出た新しい品種で、とてもきれいなお花です。私は好きです。
きれいに育ってきれいに緑色になっていたのですが、
そろそろ切ってしまわないと、来年に障りがあるのです。

切る前の写真を忘れていたので、昔の万華鏡さんで代用。

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今の万華鏡さん。
ちょんちょんです。
この剪定ですが、大体花より2節目で切ります。
節ってっていうのは、まあ大まかに言うと、葉っぱの付け根だと思っていただけたらいいかな、と思います。
図解。

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ふた節目の上できるといい感じ。
また、その節に新しい芽があるかどうかも大事になってきます。
新しい芽というのは、

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こういう感じで、ちっさい新芽が出ていることです。
なんでもそうなのですが、このちっさいのの上で茎を切ると、このちっさいのが大きくなって、
新たにお花がまた咲いてきます。
花によっては二倍二倍で増えていくのもありますし、お得ですね。
大体アジサイは新芽があれば、2節目じゃなくて3節目とかでも、切ってもいいのですが、
ただ、あんまり小さく切ってしまうと、翌年は葉っぱばかりが成長して花が咲かないということがあります。
大体、二年目アジサイが咲かない!というお客さんは、一年目をこのように切り込みすぎたか、花を切るのが遅すぎたのが原因だそうです。

さて、肝心の鉢ですが、
色色あれこれ悩んで、いろいろ突っ込まれます。
ついつい親ごころで、かっちょいい鉢を……。
そして、少し大きめの鉢を……と選んでいたら、「大きすぎる!」と言われました。
でも私は、シューっとした形の鉢が好きなのです。

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妥協案。
これでもまだちょっと背が高いそうです。
あんまり大きいと、根っこを張るのに植物が夢中になってしまって、花つきが悪くなったりするのです。
知ってるけど。知ってるけどついついしてしまう。

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横の幅はこれくらいで完璧だそうです。
前の鉢をそのまま入れて、少し余裕がある、そんな位がいいそうです。
これまたあんまり大きくなると、間が抜けてしまいますし、根っこを張るのに以下同文。
理想としては、少し大きめの鉢に植え替えて、毎年毎年株を大きく更新していくのがいいそうです。
なかなか大変なので、できる人は少ないのかも……。
でもアジサイなどでしたら、地植えにしてもいいですよね。
とにかく、この鉢に植えてみましょう。
まずは基本から。

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鉢底網を敷きます。
これ、いらないようで、大事なこと。
これがないと、鉢底からナメクジが侵入してきます。
あいつらどこへでも顔を出しよるんじゃ……。
ナメクジにはナメクジ用殺虫剤がよく効きますが、でなければ出ないほうがいいので、鉢底に網を引きます。
ちょっと話がそれますが、ナメクジを防ぐには足元を涼しくするのがお勧めです。
床や地面にそのまま鉢を置くと、鉢と地面の接する所がじめじめするのでよくナメクジがきます。
ちょっと煉瓦なんかを積んで高くしたところに鉢を置いておくと、ナメクジの被害はぐっと減るそうですよ。
あと噂によるとナメクジってビール好きなんですって。試したことはないのですが、、、

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水はけを良くするために鉢底の石を置きます。
お花だと普通ですが、お水があんまりいらない観葉植物等で、
ものすごく大きな鉢に植える場合なんかは、これを増やして水はけを良くしたり、軽くしたりと工夫をします。

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土、投入。
うちでは肥料を入れる際、ひとつかみ元肥を入れます。
フローラマックBを使用します。
他のお店の人はどうかはわからないのですが、私は大体半分ぐらいのところまで土を入れて、肥料を入れて、ぐるぐるかき混ぜて、そしてまた土を入れます。
あんまりたくさん入れたり、根っこに直接あたったりすると、肥料あたりが心配だったりするのです。
まあそうやって、土をならして、
いざ、アジサイを投入……。

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おろ?
二株入っていたようで、自然と割れてしまいました。
別々に植えてもいいかなぁ、と一瞬考えたのですが、
まあ、鉢を二つにするのもあれだし、一緒に投入してしまいます。

苗物には、割れる苗と、割れない苗と、割れるけれども割ったら枯れてしまう苗があって、
その辺の見極めは、大事だろうな、と思います。
私も何度枯らしたことか……!
まあ、大体自然と割れてくる子は、大丈夫だとは思うのです。

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せっかくなので、少し離れたところに心持配置して、
土を入れて完成です。
この上に、飾りの石を乗せる人もいるのですが、
私は土の感じが好きなので、そのままで行きます。
もし石がご入り用の場合は、店員までお声をおかけくださいね!

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ととと、まだ終わっていませんでした。
あれは言葉のあやというものです。
そこに水を入れて完成ですね。
土とかは、土自身の中に、結構空気が含まれているので、
水を入れると沈むことがあります。
少しならいいのですが、がっさり沈んで苗が丸裸になってしまうこともありますので、
水を入れて土の量が減ったら土を足そうと思います。

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うちではあんまりしないのですが、
水を流しながらホースで土をつんつんして、隙間を埋めていくところもあります。
棒なんかを使うところもありますし、
もっともっと、水を入れる前段階の土を入れているときに棒でつついて固めてしまう人もいます。
この辺はそれぞれだと思うのです。

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ね。わかりますか?
ちょっと土が沈んでますので土を足します。
とはいえ、鉢のぎりぎりまで足しませんよ。
そんなことをしたら、水をやった時に今度は土があふれてしまいます。
なので、水を入れても大丈夫な空間……。
ウォータースペースを確保することが、とても大事ですね。
私はこれを昔からできなくて、
しょっちゅうあふれさせていました。
何が悪いってたぶん、そこに土を入れすぎて苗を植え始める位置が高いんだろうなぁ、と思います。
でもできるだけたくさんの土を入れてあげたい……とも思うので、
試行錯誤の日々ですな。

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最後に鉢を洗って完成です。
水で周囲についた土を洗い流します。
これが鉢の形状とか素材によっていろいろ厄介なものもあって、
先日植えたのなんか、うっかり土を手でこすってしまったら、なぜか土がこびりついてしまって取るのに難儀したりもしました。

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前の鉢は底面吸水でした。
この左の鉢の中にある布っぽいのがしみこんで水を吸い取ってあげるんだと思われます。
これ、万能そうに見えるのですが、
うちの妹によると、数年したら吸わなくなってきたから変えた、とのこと。
底面吸水なのにお水が枯れてる?おかしいな?
と思ったら、その変も考慮してみるといいかもしれません。

さて。
実はうちでこの子を置く予定の場所は、ものすごく暑いベランダなので、
ナメクジの心配はないのですが、台を用意して足元をすかせて涼しくしてやらねばなりません。

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こんなの、どうだろうね。
ひそかに目をつけておこうと思います。

おまけ。

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私がそんなこんなで一個のアジサイを植え返しながら写真を撮っている間に、O氏は多肉植物のリースを作り始めておりました。

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植えかえるころには完成しておりました。早い!
そして可愛い!

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はなちゃんもびっくりです(たまたまアジサイの画像を探していたら写真が出てきただけだったりする)

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